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上層部を納得させたトータル移転プラン。

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現状が物語る数々の問題点
 B社は、全国に支部を展開する独立行政法人の中部支部だった。現オフィスに入居したばかりで時間は経っていないが増員を果たしし、会議室の狭さもネックとなっており、一番気にしていたのは現場をよく知る中間管理職である課長だった。
課長の脳裏には(なんとかしなければならない)と常に悩みがあった。だが、課長自身には移転業務の経験がなく、知識も不足していた。個人的に業者に声をかけ、情報収集には努めていたが、上層部を納得させるだけの自信は持てない。そんなとき課長はあるフォーラムで名刺を交換したオフィスビルの移転仲介業者を思い出し、相談をしてみた。
 まず現状について詳しく知りたい、とその業者は言った。課長は現オフィスのレイアウトを渡し、移転に関する見積もりを依頼。その結果は意外なことに移転仲介業者は現状レイアウトを基に、課長の期待以上の資料を提出したのである。
すべて任せて一安心
 課長は、移転仲介業者に再度コンタクトを取った結果。移転仲介営業が提出した資料は満足のゆくものであった。課長にとってさらに意外だったのは、移転仲介業者の所属するグループにオフィスの移転作業・入居工事・新規什器を手がける業者もおり、以前B社のオフィス移転を担当したこともあったという。これに力を得た課長は、本格的に移転計画を進め始めた。候補物件が数棟に絞られた段階で課長は多くのビルが彼らのグループ会社による内装工事や原状回復工事、テナントの移転業務を経験していることを知った。上層部の決裁も下り、B社の移転計画は課長が思った通りに無事完了した。またB社の入居するビルの原状回復工事についても、やはり彼らのグループである同部門が請け負うことになった。